建築家という職能。 建築家という人間。 建築家という生活習慣や、考え方の思考の癖。はものすごいです。 こだわりや、執着心。感覚的なセンス。 特殊な人間の才能ではないかと思う反面。 それが、逆に怖くもあります。

建築家の妻

建築家の妻が、建築家である夫の日々の名言を忘備録として残したもの

建築家の条件

この記事には建築家を志す方にお伝えしたいことをまとめています。

 

建築業界に進む前に知っておきたい建築業界の裏側

 

進んでしまった人も、道を踏み外さないように、後で後悔しないようにこの記事を肝に銘じてほしいと思っています。

 

 

まず建築家である夫は下記のような経歴があります。

 

・学祭時代に建築コンペ常連、海外コンペ受賞歴等も有り

・大手5社スーパーゼネコン設計部、新建築など雑誌掲載建物の担当者

・有名建築家のアトリエ事務所

 

などで働いた経験のある夫が話す

 

夢と希望のかけらも無い、建築家の真実の姿である。

 

 

 

 

彼は学生時代から、かなり優秀だったようで建築家を夢見ていたのです。

 

それはコンペや数々の建築家の方と接点があったことがそうさせていたのかもしれません。

 

誤解を恐れずに言うなれば

もし彼が、普通の学生であればそんなことも思う訳もなく、建築家という道に進むこともなかったでしょう。

 

建築家という方との接点さえなければ

間違った教育さえ受けなければ

真っ当な職についていたことでしょう。

 

そう、すべての始まりは

 

建築業界自体が、メディアを介して異様な雰囲気を学生やその他の人達に広めてしまっていることでしょう。

 

その接点は

彼が高校生の時に初めて見た

建築雑誌だと言う

 

これは、良くある話である。

興味を持ったこととの接点などそんなもの。

 

雑誌の切れ端や

ほんの一文、一語

 

些細で小さなものです。

 

 

 

それは必ずしも悪い事ではないのかもしれない。

ある種のブランディングといった様な感じも見受けられます。

 

しかし、それは如何にも狂気じみていて

宗教的であり

 

一般人には理解できない世界を自分達だけが認識することのできる、常識的な世界としている。

 

空間という、把握することの難しい世界を過大評価し過ぎている。

 

そして

知識の無い

・学生

・一般の方

 

に対して、間違った意識を植え付けてしまっているのでは無いでしょうか。

 

その道に進んでいる方は、建築学生にとって

毎日雑誌で見かけるため、当然ながら憧れの的です。

 

そういった方にコンペの審査時などに高く評価されようものならば、その道が拓けたと錯覚してしまうのも無理はありません。

 

彼はその経験が何度もあり、自分にはその才能があると思っていたのでしょう。

 

もちろん、受賞歴や建物実積があるため、建築家としての才能に長けていると言えるのかもしれません。

 

しかし、

実際の世界はそれだけでは語れない真実の裏側があったのでした。

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