建築家という職能。 建築家という人間。 建築家という生活習慣や、考え方の思考の癖。はものすごいです。 こだわりや、執着心。感覚的なセンス。 特殊な人間の才能ではないかと思う反面。 それが、逆に怖くもあります。

建築家の妻

建築家の妻が、建築家である夫の日々の名言を忘備録として残したもの

建築家の夫の性格は偏屈極まりない。性格診断「INTJ」って何だ?

どうも建築家の妻です。

いつも建築家の夫のそばにいて

 

建築家とはなんぞや?

建築家が一般的な人達にどういう風に思われているのか気になったので「建築家 人柄」で検索してみました。

 

そうするとどうやら”INTJ”という性格が建築家型と言われているそうで、それは全人口の2%しかいない非常に珍しいタイプのようです。

www.16personalities.com

 

以下は抜粋なのですが

非常に建築家の夫と重なる部分もありますので、引用文と一緒に事例と合わせてご紹介します。

 

“建築家”型の性格

この上なく孤独、そして最も希少で戦略に長けている性格タイプのひとつで、建築家型の人達自身、これをすべて痛いほど感じています。全人口のわずか2%を占めていて、特に女性が珍しく、全人口のたった0.8%です。自分と同じ考えを持ち、その飽くなき知的追求心や、まるでチェス試合のような駆け引きについていける人を見つけるのに苦労することが多いのです。想像力が豊かな一方で決断力があり、野心に溢れている反面、引っ込み思案で、驚くほど好奇心がありますが、エネルギーを浪費しません。

 

確かに孤独ですよね。うちの建築家の夫も孤独感満載です。

 

「〇〇建築事務所、〇〇アトリエ」など会社名に自分の個人名(1人)の名前を掲げているところもそうなのかな。。

 

男性は1.2%、女性は0.8%って少ないとは思うものの。あまりたくさんいても困っちゃうかもしれませんね。

 

これだけ少ないと同じ考えについていく部下は大変ですね。

よくアトリエ事務所とかだと主宰者である建築家のことを「ボス」って言うらしい。。これぞまさに決断力の強さと野心の象徴ですね。。

 

色々指示が細かかったり、理由がないと認められないことも多いみたいで。

もし普通に生活していきたいなら

あまり関わらない方が頭を悩ませないかもしれない。

 

建築家の夫も好奇心は旺盛です。特に趣味は豊富ですね。よくやるなぁといつも思っています。

あとすごく効率よく行きているなと思うことが多いです。

手数が少ないというか、手間が少ないというか

さぼっているように見えるのに、いつの間にか用事が終わっていたりもします。

 

エネルギーを浪費しないって面白いなと思いました。

なんか会社とかであまりにも効率よく仕事して

逆にサボっている人に見られがちなのかなと思ったり

 

正しい心構えを持てば、必ず目標達成できる

生まれつき知識欲が強く、それは若年期に現れ、子どもの頃に、よく「本の虫」と呼ばれています。侮辱としてこう呼ばれているのかもしれませんが、このあだ名が自分にぴったりだと自覚するどころか、それを誇りにさえ感じ、自分が持つ幅広く深い知識体系を大いに楽しんでいます。また、持ち前の知識を喜んで他人と共有する一面もあり、選んだテーマについて熟知しているという自信がありますが、その直感型および計画型の気質により、持論をゴシップのような「つまらない」娯楽のための話題として共有するのではなく、その分野の中で、見事な計画を立てて実際に役立てることを好みます。

 

 確かに理論とか好きですよね。建築論?歴史?とか

でもいつも思うんですけど、自分の言葉に言い換えているだけのような気もします。

昔の知識の寄せ集めというか。。

でも本人にしたら、昔のいついつの建物の、この部分が、、

今回の建物に取り入れられている。

 

とか語っていますね。すごく流暢な言葉回しです。次々と言葉が溢れています。

ひとつの言葉や意味に対して、

いろんな視点で話すことができるのはすごいですね。

多角的なんですかね。だから経営者とかにも向いているタイプだと言われるんですかね。発想が豊かな気がします。

 

他の人や歴史から引用していることもあるみたいですが。。

なんだかんだ最終的には自分の言葉にしているわけで、話が上手です。

 

意見は認められない。情報に基づいた意見は認められる。誰も無知になる資格はない。(HARLAN ELLISON

大抵の人には理屈に合わなく見えますが、建築家型の人達は、明らかな矛盾であっても、それが少なくとも純粋に合理的な観点から見た時に、完全に理に適っている場合、それに従って生きることができます。例えば、最も夢想的な理想主義者であると同時に、最も辛口な皮肉屋でもあります。あり得ないほど相対する性質のように見えますが、これは、建築家型の人達が、知性を活かして努力し熟考することで、あらゆる物事が可能になると信じている反面、同時に、人はあまりにも怠惰で浅はか、または利己的なため、実際にこうした素晴らしい結末には至らないと信じているためです。しかし、現実に対してこうした冷笑的な見方をしてはいますが、いったん何かに興味を持つと、それに関連すると信じる物事を成し遂げます。

確かに。。

自分で仮説を立てて、あえてその仮説をぶっ壊すなんてこと。

設計途中で案を、真逆の方向に変える。

なんて部下殺しのことを平気でやっていられるのもこの性質なのでしょう。

 

意見は求められない。

ただ理由のある意見は”どんなに犠牲を払ってでも”取り入れる。

部下の頑張りは無視ですね。本人は無視している気持ちは無いみたいですが。ショックですよね。

 

口が裂けても「先に言ってよ」って言っちゃダメですよ。。

「設計計画がある程度見えてきたから、軌道修正しただけ。必要な努力だったんだよ。」と

あたかも合理的な言い方で説き伏せられるだけですから。

 

主義のためには岩のように立ち上がれ

自信と謎に満ちたオーラを放ち、持ち前の鋭い観察力や独創的なアイデア、驚異の論法を活かして、確固たる意志と腹芸で変更を成し遂げます。それが時には、触れるアイデアやシステムすべてを、完璧主義的な感覚や道徳感覚さえ用いて、夢中になって分解し、再構築しているかのように見えます。こうした過程についていけるだけの才能がない人や、さらに悪いことに、その趣旨を理解できない人は、すぐに、そして永遠に建築家型の人達に対する敬意を失います。

 

規則や制限、伝統は、建築家型の人達が忌み嫌うものです。あらゆる物事は、疑問視され再評価される余地があるべきだと考えていて、機会を見つけると、論理的に優れ、時には配慮に欠けた、そしてほぼ例外なく型破りな自らの方法やアイデアを一方的に成立させます。

 

これは衝動的なわけではありません。建築家型の人達にとっては、最終目標がどんなに魅力的になろうとも、必ず理に適っていなければならず、全てのアイデアは、その出所が自分自身か他人かにかかわらず、絶えず「これは機能するだろうか?」という断固たる目で検証されるべきなのです。このメカニズムは、あらゆる物事や人々に対して常に適用され、これが元でトラブルに直面することも多くあります。

 彼はものすごく分厚くて大きな巨岩ですね。

建築家の夫の話に私もついていけていないです。

すごい複雑なことをやっているようだけど、特になんでもない普通のことを遠回しにやっていることもある。

論理立てないと動けないのは、どんな物事に対しても同じなんだと思う。

 

既成概念を壊したがります。

伝統とか風習とか、

元を辿っていると尊重しているみたい。伝統の革新とか好きだと思います。

起源とかも好きですね。。気になって仕方がないんでしょうね。

宇宙とかもそうですし、科学ってそこがモチベーションですよね。

 

凄いことをやっているんですけどね。

 

昔のことや、今のことを否定してから

新しいことをやろうとすることが多いので

 

批判も凄いですよね。

漁協組合とか既得権益たくさんのエリアでこのタイプの人が現れると

ものすごく反感を買いそうですね。

 

でもこういう人がカリスマって言われたりしている事実。

難しい人柄ですね。世の中も難しい。

 

一人旅でより自分と向き合える

建築家型の人達は、才能に溢れ、時間をかけて咀嚼してきた知識体系に自信を持っていますが、残念ながら、そのテーマに社会的な取り決めが含まれることはほぼありません。真実と奥深い知識を追求するタイプの人にとって、罪のない嘘や世間話そのものが聞くに堪えがたいものですが、建築家型の人達は、多くの社会的な習慣を実に愚かだとさえ見ています。しかし皮肉にも、注目を浴びることなく、親しい仲間と共に作業できる、自分にとって心地良い環境にとどまることが、建築家型の人達にとって最も良い場合が多いのも事実です。こうした環境では、生まれ持った自信がみなぎり、異性または同じような気質と関心を持つ人々を惹きつけられるのです。

建築家型の人達は、人生を巨大なチェス盤と捉えていて、知性を活かしてじっくり考えながら絶えず駒を移動し、常に新しい戦略や戦術、危機管理計画を評価しながら、先手を打って状況をコントロールし続け、自分の動きを最大限に確保します。これは、建築家型の人達が良識を顧みずに行動しているわけではありませんが、道理型の人達の多くには、建築家型の人達の感情的な行動を嫌う性質が、心無いように映るかもしれません。架空の悪役(または誤解されたヒーロー)の多くが、建築家型の人達をモデルにしているのは、このためです。