建築家という職能。 建築家という人間。 建築家という生活習慣や、考え方の思考の癖。はものすごいです。 こだわりや、執着心。感覚的なセンス。 特殊な人間の才能ではないかと思う反面。 それが、逆に怖くもあります。

建築家の妻

建築家の妻が、建築家である夫の日々の名言を忘備録として残したもの

注文住宅の醍醐味

こんにちは、建築家の妻です。

 

わたしたち夫婦は都内勤務であり

ライフステージの変化、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の考え方など

人生において、幸福度を高める生き方を模索する中で

これから家を建てたいなと漠然と考えておりました。

 

最終的に選んだ鎌倉近辺の湘南エリアだけで無く、都内近郊で土地探しから始めた私たちは

 

特に重要視した

人との距離

緑の多さ

を軸として土地を探していました。

 

鎌倉エリアだと8500万円

鎌倉その他エリアだと6500万円

の資金計画が必要だとお伝えしましたが

 

正直なところ

場所によって

建物の作り方によって

金額の差は出てきます。

 

もちろん安くもできますし

高くもできます。

 

なにを選ぶのかだと思うのです。

家づくりにおいて

予算は決まっているので

 

簡単に言うと

取捨選択を迫られるわけです。

 

捨てるもの

選び、残すもの

 

これが

何十年かにおよぶ

暮らしに影響を与えるので

 

より真剣に検討しなければならないのでありますが

 

どのように暮らしていくか

を考えるいい機会でもありますので

 

今までとは違った視点で考えてみると

実はこれいらなかったな

とか

ここは譲れない

とか

 

どんどん

生活スタイルが明確になってきて

すっきりとした気持ちで新しい住まいに切り替えることができると思います。

 

注文住宅の良さって

やっぱりオーダーメイドで作ることの

自由さと条件を整理することで得られる

自分たちらしい暮らしの基盤なんですよね。

 

なんでも有りかというと

そんなことはなくて

もちろん資金的な面で制約はあるし

選んだ土地の条件で

できる、できないこと

はもちろんある

 

思わぬ好条件に気づくこともあるかもしれない

 

もちろん

失敗だって受け入れないといけない。

 

しかし

これら全部含めて

注文住宅の醍醐味なのである。

 

うまくいったなと思えば

それは

これからの人生の幸福度は日々高められた状態になるだろう。

 

すべて自己責任において決定し

決めたからこそ得られる喜び

 

醍醐味というより、宿命みたいなものだとも思うのです。