建築家という職能。 建築家という人間。 建築家という生活習慣や、考え方の思考の癖。はものすごいです。 こだわりや、執着心。感覚的なセンス。 特殊な人間の才能ではないかと思う反面。 それが、逆に怖くもあります。

建築家の妻

建築家の妻が、建築家である夫の日々の名言を忘備録として残したもの

床置きエアコンの奥行きなどについて考えてみた。家具のようにコンパクト&スリムタイプ

 どうも建築家の妻です。

 

最近土地を購入し、そのことばかり書いていましたが。

 

今建築計画中の建物について少し

お伝えしていきたいと思います。

 

家にとって大切な空気環境を整えるエアコンの話。それも床置きエアコンです。

 

床置きエアコンって

存在を知っていますでしょうか

 

わたしは建築家の夫に教えてもらう前までは、まったく知りませんでした。。

 

そう今回は

 「家具のようにコンパクト&スリムな床置きエアコンの奥行きなどについて考えてみた」

についてお伝えしたいと思います。 

 

初めての家づくり

空調のことなんてあまり考えたことないなぁ

という方も多いと思いますが

 

 

実際に家を建てる時にものすごく悩みます。

 

今悩んでいます。

非常に難しい。

 

空気の流れは目に見えないし、感覚的なのです。

コンピューターシミュレーションで気流を可視化してもらう。

なんてのもあるみたいですが。。

 

そんな費用有るわけないでしょう。

 

エアコンといえば壁掛けの長方形のゴツくて四角い箱状の奴をイメージするかと思いますが

我が家で採用しようとしているのは

 

「床置きエアコン」

と呼ばれるものです。

 

これ床に置いているので

・メンテナンスが断然楽

・思いのほか、壁がスッキリする

・床面に気流を吹くので、冬は暖かい。

・結構コンパクト、薄い。

・家具みたい、なんかかわいい。

 

 

とこんな感じなのですが

メーカーは下記の3つを候補としています。

1.パナソニック

2.ダイキン

3.三菱電機

 

これから各メーカーの良いところをお伝えしたいと思います。

 

 

1.国民的家電メーカー「パナソニック

床置きエアコン CS-289CY2 商品概要 | エアコン | Panasonic

 

<良いところ>

・最新モデルはグッドデザイン賞をとっている。

・スクエアなフォルムがシンプルでかっこいい。

・205mmなので薄い。

・ナノイーXなど機能がついてる。Eolia

 

<残念なところ>

・ちょっと割高

・冷房時は上向き、暖房時は下向きにできるが、同時気流はできない。

・性能はやや劣る

 

室内機寸法メモ

 高さ600・幅750・奥行205mm

 

 

 2.空気といえば「ダイキン

<良いところ>

・210mmなのでそこそこ薄い。

・幅がもっとも狭い700mm。

・半埋め込みができる。

そうするとなんと「奥行き115mm」にできる。

・オートスイングがついている(上下に動く)

・床方向と上部気流で同時に暖める。

 

<残念なところ>

・ちょっとダサめ。古い。

 

室内機寸法メモ

 

高さ600・幅700・奥行210mm

 

 

3.手堅く安定の「三菱電機

www.mitsubishielectric.co.jp

<良いところ>

グッドデザイン賞をとっている。

・スクエアなフォルムがシンプルでかっこいい。

 パナソニックも似ている?

・215mmなのでまぁまぁ薄い。

・Wヒートツインフローで同時に上下に暖風が出る。

 (足元の暖かい気流と部屋全体のトップ気流)

 

<残念なところ>

・やや奥行きが出っ張る。ところくらい。

 

室内機寸法メモ

 

高さ600・幅750・奥行215mm

 

 

特に気になったのは

「奥行き」

そう家具のごとく設置したいとなれば、気になるのは奥行きしかないでしょう。

というか奥行きしか違わないし

パナソニック205mm

ダイキン210mm(埋込みにすると115mm)

三菱215mm

 

まぁ、そこまで変わらないけど。

いやっ、変わるでしょう

ダイキンなんて埋め込みできるし。すごいよ。奥行き115mmだし。

 

ただ、外壁に埋込みできるのか疑問。

ダイキンメーカー担当の方にどうしても聞いてみたい。

・断熱はどうするのだろうか。

・部分的に断熱材が削られてよいのだろうか。

・なにか特殊な材料で覆うのか

・210mmの本体に対して115mmしか出ないということは壁厚の内、95mmは欠損しているということになる。

 

つまり、外断熱であれば採用できるけれど

充填断熱という壁の中にモコモコを入れるタイプだと。。難しい?

全然使えないスペックではなかろうかと疑問を持ちました。

 

だって、、

そもそもエアコンつける位置はドレン管などのことを考えると

 

「外壁に面しているところに設置したいのに

外壁に面しているところに設置できないなんて」

 

その機能、意味ないのでは。。

 

設計がそのmm単位で調整している場合は気になりますよね。

 

200mmちょっとであれば

本棚に設置することもできますよね。

 

 A4サイズは210mmですから

220mmくらいの棚にすれば

 

うーん

どのメーカーでも良さそうではないか。

結局奥行きは関係ないのか。。

 

 

・設置箇所が色々選べそう。

・機器もどれでも選べるから迷う。

 

 の沼地獄ですね。

だから悩んでいるのね、建築家の夫は。

 

大変ね。

頑張って。

 

 

金額について 

値段も空調機器は割引率半端0.2掛けとか

原価どうなっているのだろう。

 

まぁどこも一緒なのかなぁ

ネットで調べる分にはダイキン、三菱はかなりやすくなっていますよね。

 

 

室外機をマルチタイプというのにすると、ひとつにまとめられるので

コスト的には抑えることができるので

うまく活用したいところ

 

ただ、設置位置との兼ね合いでうまく近いところに設置できなかったりすると

無理にひとつにまとめない方が賢明な判断かもしれません。

 

我が家はどうしてもひとつにまとめたくて、色々と考えているそうですが

大変そうです。

 

あきらめて、別々に室外機を設置すればよいと

思っていますが、建築家の夫に怒られるので言えません。

 

コストパフォーマンス重視ですからね。

 

 

空調能力について

気になるオススメの空調能力畳数について

もちろん部屋の大きさによって選ぶべきでは有るのですが

 

能力的には

6畳,10畳,14畳で区切りがあるそう。

 

なんか聞いたところによると

最大空調能力は

6畳も8畳も変わらないんだと

 

だから14畳,20畳,24畳も変わらない。

けど値段は全然違う。。

 

まぁどうせ10年くらいで新しくしなければならないので

能力は低めでも良いと思いますが。

予算金額次第ですね。

 

 

室外機置き場について

これ、結構気になっていました。

室外機置き場って室内機の真裏や近くに有ること多いですよね。

 

「なんか調べたんですけど、5mとか10mとか離れると

性能が95%くらいに落ちるみたいなんですよ。」

 

よく30mでも、3階建でも大丈夫って書かれていますが

30mくらいだと80%くらいまで性能が落ちるみたい。

これで大丈夫って記載していいんですね。

 

よく知らないと怖いですよね。

まぁ離れてもいいけど、近いに越したことはないってことですね。

 

この配管は冷媒管といって

室外機で温めたり、冷やしたりして

室内機に熱源を伝えるものです。

 

細い管ですね。

だから距離が短い方が熱が伝えやすいんですね。

熱損失が少ないってことでしょうか。

 

空気の方が暑かったり、寒かったりしますから

熱を奪われますもんね。

 

 

 

あとドレン管っていうのがあるんですけど

これ、空調使うと水が出るんですよ。

なんか圧縮するのか、わかりませんが

とにかく水が出る。

 

これを捨てないといけない。

 

「だからドレン管はきちんと流れるように

勾配をとって外に出さなければならない。」

 

これもできるだけ短い方がいいですよね。

 

よく空調から水漏れがあったっていうのは

このドレン管の仕業です。

 

「我が家はすごい工務店にお願いしているから安心だ」と思っている

そこのあなた

 

「その考えがダメですよ。

漏れないなんて保証はどこにもないですからね。」

 

設備なんて

絶対に漏れる

って思っていた方がいいですよ。

 

10年交換目安の機器を20年くらい使うんでしょう。

 

そうしたら

なぜ20年後に変えるのか

 

そう、20年後に漏れるからです。。

 

故障してから交換しますよね。

そういうあなたは

 

いやわたしも同じ考えですので安心してください。

漏れることを前提に計画しておいた方が

 

数年後

絶対に後悔しません。

 

たかがドレン水でしょう。水でしょう。

綺麗でしょう。

 

そう思っていたら、痛い目に会いますよ。

 

いやー

 

水じゃないんですよね。

ヘドロっていうんですかね。

ほこりとか色々混ざったもの、

 

うーん

水だけど

水ではないというか

 

まぁ

それでもいいなら

自己責任でお願いしますということですね。

 

あくまで経験上の話なので。

 

 

ざっくりとお伝えしましたが

エアコンのことは機械ですから、盲点であることがたくさんあり

専門家でもないですし、専門家でも考えることが多く奥が深いですからね。

 

エアコン(室内機)の位置も気になりますが

室外機の位置も考えないと後悔してしまいそう。

 

見た目も気になるけど

性能も大事ですよね。

 

高性能で金額の高い機器を設置しても

設置方法が悪いと、機器の性能を活かせないので

 

ちゃんと計画しないと

お金をドブに捨てるようなもんですね。