鎌倉といえば
海が近い街
鎌倉の空気感を感じられる
映像に透明感があり
時間の流れが止まったかのような
生と死について考える。
登場人物は
あの4姉妹
それぞれの世代ごとに
浮かび上がる
生と死について
静かに語り出す物語
古民家を大切に住み継ぎながら
それぞれの立場や主張を重ね
美しい鎌倉の風景を描写しながら
波打ち立つ
4姉妹の感情や空気感を
丁寧に切り取り
ひとつの物語として記した映像作品
「海街diary」
この映像作品をを堪能することでも
鎌倉という街
鎌倉という空気感
を感じることができる。
江ノ電沿いの古民家を大切に住まう
なぜこの場所が
魅力的なのだろうか。
なぜこれほどまでに
様々な情景を呼び起こすのだろうか。
感情にぶつかり
共鳴する風景とともに
変わりゆく暗雲の中
鎌倉の風景は
右往左往
変わり続け
それでも
寄り添ってくれる。
自然に溶け込む
生と死
自然と人間
強く
映像として
浮き彫りになる
対比
若さと老い
それでも変わらないものへ
なにを伝えたいのか
なにが伝わっているのか
それは自分自身への
問いか
それとも他人への
問いか