建築家という職能。 建築家という人間。 建築家という生活習慣や、考え方の思考の癖。はものすごいです。 こだわりや、執着心。感覚的なセンス。 特殊な人間の才能ではないかと思う反面。 それが、逆に怖くもあります。

建築家の妻

建築家の妻が、建築家である夫の日々の名言を忘備録として残したもの

鎌倉・逗子・葉山探考③

「 鎌倉・逗子・葉山」で

”土地探し(注文住宅)”をする理由。

東京都内に比べて

ゆったりとした湘南timeで、海が想像以上に眩しかった。

 

実は広告的で理想的なイメージを「これは嘘だ」と信じていて

こんな生活あるわけないだろう。きっと落とし穴があるんだ。と思っていました。

 

真っ白な外壁、青い海。

カラフルなパラソル。。。

 

と建築家の夫は

そんなイメージをそこまで求めているわけではなかったので

こちらの要望(イメージ)は覆ります。

 

鎌倉でも

・海側はちょっと、、、(波風、潮風が建物に悪影響。。。)

・山側が落ち着いて良い。(これ結論です)

 

山が多くて深いのが、鎌倉の特徴です。

谷戸」という

谷間にそって住宅が立ち並んでいる。

ひっそりとした住宅街。小さな住宅街が多いです。

 

 これまで鎌倉・逗子・葉山について調べていましたが

どこも谷戸の地形がたくさん存在しています。

 

こじんまりとしていて、落ち着いている印象を受ける反面

・湿気がたまりやすかったり

・日が短い

・風が通らない

などまぁ建物にはあまりよろしくない環境なんですが。

隠れ家のような雰囲気は魅力的ではあります。

 

特に隠居ライフを送りたいと考えているなら

谷戸の住宅はオススメです!!

 

architect-wife.hatenablog.com

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 各人が暮らしのライフステージに合わせて、住む場所を変えることができればいいのかもしれませんが。

 

きちんと腰を据えて、隠居生活に励みたいと思うのです。

 

鎌倉には、谷戸と呼ばれる。

谷状になった細長い集落がいくつもあります。

 

昔から住んでいる人は、奥の方

山裾のところに、畑やお庭

ガーデニングなどといったアクティブな使い方をされている方も多くいて。

 

新しく引越してくる立場としては

大変恐縮に感じるのです。

 

しかしながら、そういった奥に住む住人は”裕福な方が多い”と勝手に思っていますので、どちらかというとプラスになると信じている。

 

例えば駐車場を提供してくれたり

ゴミ置き場を使わせてくれたら

町内会の色々な情報を教えてくれたり

その地域の有益な噂話など

 

諸々含めて、丁寧にご挨拶して

共に隠れ家に住む住民として、互いの理解を深めることが大切です。

 

わたしは鎌倉に住んでいますが

逗子も葉山も谷戸は数多く存在していて、地域性は似通っていると思うのです。

 

贅沢な時間。

余裕のある暮らし。

若くして隠居暮らしを始めたいなら

このエリアは結構有力です。

 

鎌倉は平均所得が高いことが知られていますが、企業が少なく税収は控えめ。

歴史のある街に住むというのは嬉しいもの

なにより神社仏閣などの歴史や文化に気軽に触れられるところもポイントが高いです。

 

個人的に自己満ですが、鼻が高い気持ちになってしまっています。。

 

 

ほんと空気が美味しいっていうか

・生活していることが楽しい。

・ただ料理しているだけ

・朝起きると鳥のさえずりが聞こえたり

・虫の音。風の音。川の音。

・友達を呼んでお茶するのも、ひときわ楽しい

 

これほどまでに満たされる場所って 

なかなか見つからない。街の特性かも。

 

 

「お気に入りの街に住んでいる」

 

そういう気分になるだけで

なんだかものすごく満足です。