建築家という職能。 建築家という人間。 建築家という生活習慣や、考え方の思考の癖。はものすごいです。 こだわりや、執着心。感覚的なセンス。 特殊な人間の才能ではないかと思う反面。 それが、逆に怖くもあります。

建築家の妻

建築家の妻が、建築家である夫の日々の名言を忘備録として残したもの

お庭のデザインをどうしたものか?どこにお願いすればよいのだろう。

建築家の妻です。

鎌倉で注文住宅を計画中。建物計画が決まり、次は外構計画をどうしようかと悩んでいます。美しい庭があればより一層素敵なお家になります。

 

・デザインはどうするのか?

・誰にお願いすればいいのか?

・どのタイミングで依頼する?

 

美しい住まいの緑を考えたい。そんなレシピがあれば知りたいですよね。

荻野寿也の「美しい住まいの緑」85のレシピ

我が家の建物計画では道路から後ろに下がったところに家が建っております。

 

・駐車場

・お庭

・ポーチ、アプローチ

があります。

 

そして裏側にちょっとしたスペースがあるので

そこも植物を植えられそう

 

家の「緑」って

結構大事だなと思っていて

 

緑があるかないかで

印象が

全然違う

 

もちろん

塀の有る無しも

印象が全然違うんですけど

 

そう、塀も考えないとね。

 

とにかく

緑に囲まれた家

に住みたい。

 

 植栽の種類とか本当にたくさんあって

どれを選べばいいのかわかりません。

 

ただ一般的な住宅の植栽計画ではそこまで凝る必要はなくて

外構屋や植栽屋といった業者にお金をかけて相談などしなくても

 

・ホームセンターで売っているものとか

・市役所の緑地課で植栽リストをもらったり

ある程度情報は得られます。

 

もちろん書店に売っている本も参考にはなります。

樹木別に配植プランがわかる 植栽大図鑑[改訂版]

最新 グラウンドカバープランツ: 地被植物のデザインと緑化手法

最新版 最高の植栽をデザインする方法 (建築設計シリーズ2)

プロが教える住宅の植栽

 

ただ

色々と本はあるのですが、なぜかしっくりこない。

どうしても業者に頼まないと完成できなさそうだからです。

 

 

なんか

植栽のビシッと

決まるような

素敵なコンセプトはないものでしょうか。

 

建築家の夫がなんとなく考えているのは

鎌倉山里山の自然を再現したいなぁ」

ということらしい

 

外構計画(緑地帯)の考えとしては

里山の中に家を建てた

みたいな?

 

後から人工的に植えたように見えるのではなくて

自然とその風景に馴染むような緑を

 

人工的には植えるのだけれども

鎌倉山の自然を戻すというか

鎌倉山を再生するというか

 

その場所ならではの

 

里山の風景があるので

そういう原風景のようなものを

 

再現できると

素敵じゃないかなと

考えている。。。”らしい”のです。

 

 

里山って田園風景の広がる田舎の景色ですね。

「THE JAPAN」

な感じはしますね。

 

里山の環境学

さとやま――生物多様性と生態系模様 (岩波ジュニア新書 〈知の航海〉シリーズ)

里山学講義

 

環境にも配慮した計画。

景観的にも美しい街並みがつくれるかもしれない。

 

里山は自然がつくったのだから

業者に頼む必要ないでしょう。

 

お金に余裕があれば、依頼するのも手ですが

少し労力をかけると、費用を安く抑えられる。

 

ホームセンターの金額をみてください。

業者価格の1/5くらいの値段で買えます。

 

コスパを極めるのであれば、おしゃれなガーデンショップはNGです。

ホームセンターより倍くらい高いです。

 

しかしながら種類や全体のバランスを考慮すると

おしゃれな雰囲気のショップで検討して

その後、ホームセンターで購入。

 

コスパのよい選択かなと思います。

 

お庭のデザインに関しては

・洋風

・和風

・シンプル系

・イングリッシュガーデン

など

いくつかの分類に系統分けされていますが

 

自然の山の植生(里山を再現することは

 

環境保護目線であったり、自立する環境をうまく整えることでもあるので

 

結果的に家が風景に馴染んだり、懐かしい雰囲気を

違和感なく実現するためのベターなデザインかと思います。