土地を探す(藤沢編) ♯009
こんにちは、建築家の妻です。
わたしたち夫婦は都内勤務であり
ライフステージの変化、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の考え方など
人生において、幸福度を高める生き方を模索する中で
これから家を建てたいなと漠然と考えておりました。
この記事は首都圏にお住いの方で東京都内で働く方に参考になればと思っています。
土地を探す(藤沢編) ♯009
まず結論から
わたしたちは神奈川県鎌倉市に家を建てることを最終的に選びました。
首都圏の中で東西南北どこに住みたいか。
どういう観点で
篩に掛けていったかをお伝えしたいと思います。
1. 本鵠沼
2. 鵠沼藤が谷
3. 藤沢本町
結果的に、土地自体はかれこれ8ヶ月くらい探しました。
藤沢では10箇所くらいは現地を見に行きました。
やはり家が大きく、豪邸が多い印象を受けました。
さすが別荘地ですよね。羨ましい。
家が大きいので、借景の緑もたくさんあり、これが魅力。
お隣さんが豪邸であれば、ラッキーです。
ただし、相続などで分割されて、更地になって分割売買される懸念もあるので
豪邸だからといってお金持ちかどうかはわかりません。
お金持ちかもしれませんが
相続でより高く売買できる方法なのかもしれませんが
その豪邸で継続して住まう予定の方なのか
ご老人でないかなど、ちょっと情報が欲しいところですね。
(子ども、孫の状況など、、難しいですね)
また土地の価格の相場ですが
車社会である藤沢周辺では
車が置ける置けないでかなりの価格差が生まれています。
・旗竿地であれば、割安に。→車が置きにくい
・線路沿いも割安。 →騒音がやはり気になる
・敷地に段差があるところも珍しいですがあれば割安。→車が置きにくい
この3つの条件が揃うと手が出る金額になるかと。
ただ車無いと藤沢でのオーガニックな生活の質に関わるので
旗竿部分の幅員は最低でも2.7mは無いと厳しいでしょう。
(建築基準法上は最低2.0m)
それか軽自動車で我慢するか、コンパクト電気自動車の登場を待つか。
また藤沢市建築協定区域もあり、土地購入の際には各種法規も確認した方がよいです。
もちろん、良好な住環境が皆の協力により、守られているという意味ではプラスですが
万が一、購入する土地の面積が狭い場合は
隣地境界線や道路境界線からのセットバックの最低限度が定められていたり。
思ったより建物が作れなかったりすることもあるので、
敷地面積に余裕がない場合は特に注意しましょう。
運良く良さそうな土地が出れば
そのタイミングで購入するのが良さそうと
ずっと賃貸サイトや知り合いにレインズを確認してもらったりと
日々情報とにらめっこしていましたが
なかなか思ったような土地が出てこず。
断念したというか
やはり”藤沢きびし”
との判断になりました。
狙っていた地域の価格帯が高かったのかもしれませんが
それなりに、こちらも地域に対する要望もあるので
厳選した3地域ですが
時間切れで致し方がないということです。
鵠沼海岸の夕日。富士山の眺めは
何者にも代えがたいですが
夕暮れにお散歩したかったな
と思いますが
それは自転車で走りに行くということにします。